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歩荷さんのこと [食を守る人たち]

初めて歩荷さんに出逢ったのは2007年12月の事でした。
銀杏が紅(黄)葉する頃、毎年のように自転車で祖父江を訪ねていましたが、
この時たまたま”平飼い自然卵”の幟と”直売所”の看板を見つけたのです。

自転車だから卵は買って行くのはチョッと、と思いましたがどうしても気になったので立ち寄ると、オーナーご夫妻がいらっしゃいました。
あれこれとお話しをするうちに、運良く鶏舎を見学させていただけることに。

・・・衝撃でした。

臭くない!
こんな養鶏場ってあるんだろうか??
清潔で、明るく、ノビノビとした空間なのです。
この環境のニワトリから生まれた卵を食べたい!
誰もがきっと、そう思うはず。
そして、量販店に並べられる卵がどこからやって来たのかを想像すると・・・

家畜であることは間違いないのだけれど、そこに繰り広げられていたのは
まるで人間社会をそのまま凝縮したような鶏舎ワールド。
食べて、遊んで、眠る。
卵を産みたくなったら、自分の気に入った場所にて産む。
そして、集団生活に於けるイジメも。
人が動物である以上、異端を排除しようとする感情は無くならないらしい。

歩荷農場を営むご夫妻はきさ家と同世代。
”鶏糞を利用して無農薬の安心の野菜を作る循環型農業”
理想を語るだけでなく、ここまで徹底してやり遂げることができるなんて!

本当の豊かさ、贅沢とは!
人間の都合だけで突き進む事の恐ろしさ。
スーパーに並ぶ食品が、どこからどうやってやってきて、どのように発泡スチロールのトレイに乗せられているのだろうか?
小さな卵をきっかけに、様々なことを考えたり想像したりするようになりました。

卵は素材としては(料理やお菓子に調理されると)味の違いが判りにくいものかもしれません。
それでも、この卵を使ったお料理やお菓子をいただけるお店も徐々に増えてきました。
利益だけを考えたら、なかなかお店では使えないと思います。
ちゃんと自分の眼で見て、味わって、納得して選んでおられるのでしょう。
他の食材だって、きっと同じように選んでおらっる事でしょう。
「自分が食べたい、自分の大切な人に食べてもらいたい。」
そんな気持ちのお店じゃなかったら、歩荷さんの卵を選ぶことは出来ないはず。


春・夏・秋・冬。
365日ずっとニワトリたちは卵を産む。
朝陽を浴びて黄色のなたねの花が揺れる時も、
照りつける太陽が畑のトマトを真っ赤にする午後も、
実った稲穂が揺れる影がどんどんと長くなる秋の夕暮れも
白ヤギのメイちゃんの息も白くなる冬の夜にも。
自然と真摯に向き合うお二人の事を、心から尊敬しています。
名古屋からさほど遠くはない、電車でも行くことができる場所です。
http://boccalife.exblog.jp/
歩荷さんのblogを読んで、是非一度行ってみて下さい。
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