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高い100円、高くない1000円 [ひとりごと]

もう数年来スーパーやコンビニで売っているお菓子やパンを買っていません。
(本当は口にしたくないのですが、非礼にならない程度に口に運ぶことはあります)
日本のメーカーは優秀だから、安くてお腹がいっぱいになるものを作る技術は素晴らしいと思います。
そのお蔭でいつでも手軽に食べられるのだから、大切な役割を担っているとも言えますが・・・

100円のパン、毎日何万個も焼かれてスーパーに並ぶパン、大々的に広告をして、売れ残ったら廃棄される、もしかしたら自分で作った方が美味しいんじゃないかと思えるパンは、高いなぁと思う。
1000円出すから作ってみ?と問われても無理。技術の問題だけじゃなく、かけられた手間暇を考えると絶対に無理。そして食べて「幸せ~!」と感じられるパンは、決して高くない。

ホントは感覚が麻痺していて、値段を見ずにパンやお菓子の表情だけを見て買っているんだけどね(^^;


好きなお店の条件 [ひとりごと]

お店の人(オーナーさん+アルバイトを含むスタッフ)に
「あなたがお客さんだとしたら、このお店(商品)を選びますか?」
と聞かれて、「はい。」と答えてくれる(であろう)お店が好き。
↑実際に尋ねることはありませんが、雰囲気で判るでしょ。

お店と商品のことを愛していれば、お客さんにも(大抵は)伝わります。
お金と引き換えに商品(サービスの提供)を受けるだけ、ではない関係。
美味しいものを提供したい、素敵なひと時を楽しんで欲しい、という思いが伝わってくると
多少遠かったり不便だったりしても、そのお店に足を運びたくなるもの。

「いつも美味しいものを作り続けてくれてありがとう」と、お客さんが言いたくなるお店。
そんなお店を愛してるのです。



「いただきます」と「ごちそうさま」 [ひとりごと]

毎日、声に出していますか?
もう久しく口にしていない人も少なくないと聞きますが・・・。

心を込めて料理を作ってくれる方の姿が見えれば、「いただきます。」と箸を手にするでしょう。
お腹もいっぱい、心の底から満足したら「ごちそうさま。」と食卓を締めくくれるでしょう。

食事が”ただ空腹を満たすだけ”、というのは寂しすぎます。
もちろん様々な事情の方もあるのでしょうけれど、
心を満たすための食事は(こと一人暮らしの方は)意識しないと出来にくいのではないでしょうか。
↑自分ではとてもムツカシイと思うので、一人でちゃんと食べている方を尊敬してます。

自分の命をつなぐために、別の命をいただくことを
命を糧にする過程に心を砕く人たちの存在を
ほんの少しでも意識できたら、自然と口にできると思うのです。

選ぶこと [ひとりごと]

何を食べるか、を考えるよりも
どこのお店に行くか、の方が大事だと思っています。
信頼できるお店に行けば、ただ空腹を満たすだけでない満足が得られます。
もちろん、予算というものがありますから
500円なら500円なりの、5000円なら5000円なりの満足があるのですが。

毎日何かを食べるという事は、毎日何かを選んでいる事に他ならない。
お金を出して買う、という行為が、数あるお店の中から1つを選んでいる(これは食べること以外でも同じでしょう)のだけど
”食べる”という余りにも身近な選択が
安易になりすぎているのではないか、と思えてなりません。

食べたら無くなるものだから、あまり深く考えないのかもしれません。
”心に残る食”に、いかに沢山たくさん出逢えるかで何かが変るのかもしれません。
舌だけでなく、心で味わったものは簡単には忘れることはないですから。

安いから、手軽に買えるから、流行だから、
でもその裏側にあることを、時々でも考えてみて欲しいのです。
どんなものにも良い面と悪い面、両方があるのだから。
それを理解して選ぶことが大事だと思うのです。

はじめに [ひとりごと]

食べることが大好き、なのは勿論
愛しい食を提供して下さる作り手やお店
美味しいのすべての根幹を支えて下さる食材や産地の方たちに
ずっと感謝の気持ちを忘れないでいたい。

食べることは生きる事、買うことは選ぶ事
・・・頭の中をグルグルしているそんなこんなを
記録に残して何かにつながれば、そんな思いで書き留めていきます。

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