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食べる専門です [ひとりごと]

人から比べるとあまりにも沢山のお菓子やパンを食べているので
「自分では作らないのですか?」と尋ねられることも少なくないのですが
「もっぱら食べる専門です。」

何故って?
だって材料に申し訳ないじゃない。
良い食材はプロに任せて美味しいモノにしてもらった方が成仏できるでしょう。

だからこんなに素敵なロールケーキ作ってしまうオトモダチはスゲ~と思う。
ここまでのレベルまで行ければ作る過程も含めて楽しめるんだろうな~

自作すると失敗作でも1ホール自家消費しないといけないのはイタイしなぁ。
少量多品種食べたい派には向かないのです。
その予算でお店で買った方が間違いない、という結論に達するのでした。

名古屋でも好きなケーキがいくつか買えるようになった今、
もはや自作に走る理由は無いなぁ(あくまで後ろ向き)
本当は材料の選び方や作る過程も含めて学ぶ事は大事なんだろうけどね。
講習会(デモンストレーション)には興味がある昨今です。
お江戸に住んでいたら間違いなく行ってるな~

「ありがとう」 [ひとりごと]

小さな町の小さなパン屋さんたち。
朝食に間に合うような時間からオープンしているお店。
残業帰りでも立ち寄ることが出来るお店。
週末にドライブがてらホッと優しい時間を過ごせるお店。

夜が明ける前から定休日でも返上しながら生地を作り、
深夜と言って良い時間に陳列棚を外して丹念に掃除をし、
フィリングやサンドイッチの具も丁寧にこしらえて、
季節の果物でコンフィチュールを炊き上げ、
夜遅い時間のオーブンではラスクを焼き上げて・・・

そんな目のまわるような忙しさでも、いつも笑顔で迎えてくれる。
ただ、美味しいパンを届けたいという思いだけで。
そんな真面目なパン屋さんが身近にあるのは幸せ。
「いつもありがとうございます。」と声をかけてくれる。
そんな幸せなパン屋さんは、どんな町にも、ちょっと探したら見つかるのかも。

こちらこそ、毎日美味しいパンを焼いて待っていて下さってありがとうございます。





行列の先にあるもの [ひとりごと]

先日仕事場で巷で人気のロールケーキをいただきました。
たまたま午後3時からの販売時間に通りかかって、すぐ買えそうだったから、と。
並んでいたのは管理職らしきおじさま、近くの劇場帰り風のおばさまが主流だったそうです。
一人で何本も買いこんでいく方も多く、ショップのエコバッグで通ってる方も見かけたとか。
週末も大層な行列だそうですが、平日も並ぶ客層がいる立地に出店するあたりは堅いなぁ。

このお菓子のことを知ったのは、数年前に大阪のオトモダチから聞いたんだっけ。
近年あれよあれよとお江戸や尾張に手を広げ、果たしてどこで作っているんだろうなぁ??なんて勘ぐりたくもなります。
外箱の原材料欄を見ると、生クリーム以外に植物性ホイップ・香料とありました。

皆でいただきましょう、と珈琲を淹れ、ロールケーキを切り分けると・・・う~ん、このクリーム、この生地。
せっかく買ってきてくれたのに、ゴメンナサイとも言えず。
哀しいかな、お昼に食べたメックとコムトゥジュールの美味しいパン&焼き菓子たちの記憶を無残に消し去っていくのです。

買ってきてくれた方は、きさ情報で栄泉堂の品野ロールを食べてリピ買いもしてくれていました。その方曰く、
「品野ロールを知ってしまったら、コレをもう買う気にはなれないなぁ。」
「でも知らなかったら、まぁ美味しいと思ったかも。」
・・・まぁそうだよね。

行列ができる
あんなに並んでいるんだから美味しいんだろうと思う
並んでみる
長い時間並んでしまうと、手頃な値段なら2つ3つと買ってしまう
余分に買ったものは知り合いにお裾分け
貰った方は「わざわざ並んで買ってきてくれたんだ~」と嬉しく思う
そう思って食べると美味しさも倍増
今度は誰かのために自分が並んで買おうと思う
以下、繰り返し。このループが終わるのは、次なる流行お菓子が登場したとき、ということか。
シナボン、ベルギーワッフルとか、あったよね~

「品野ロールは1000円、これは1200円。瀬戸市郊外で家族だけでやってるお店と、都心テナントで沢山の人を雇ってやってる会社。どっちが材料代がかかっているか?と考えたら・・・」
「そりゃ栄泉堂に行くでしょう。」
「でも車のない人には行けないよね。瀬戸電+JRバスなんて使ったら・・・」
「もう1本買えるし。」
手頃な値段で、今の日本人の7割くらいが美味しいと思う味で、人が集まるところで出店すれば、ね。
自分のため、というよりはお遣い物にするならば、あなたのために並んで買ってきました!と先様にわかって貰えるものになるのでしょうか・・・

コレを美味しいと思ってます。あなたのお口にも合うと思って選びました。
それだけじゃダメなのかなぁ?

 [ひとりごと]

遠いのに気付くとかなりの回数お邪魔しているお店があるのに
ご近所でもなかなか足が向かないお店もある。
きさ家の生活サイクルと合うか合わないか、という事も影響しているのですが、
遠くても、あのお店に行きたい、と思えること。
「アレが食べたい。」じゃなくて
「あの人(たち)に逢いたいなぁ。」と思えること。
・・・そんな想いは不思議と伝わるのですね。そして大切な縁になり。

「いつもフットワークが軽いですね!」と言われるきさ家ですが、
その原動力は”美味しい”を用意して待ってくれている”愛しい人たちの笑顔”なのデス。

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