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名古屋モーニング [名古屋圏]

車ならば

北区 藍風珈琲店(月、第3日休) 7:00~10:30
http://aikaze.blog.ocn.ne.jp/nagoyakita/

緑区 カフェリリアン(土日祝のみ) 8:30~10:30
http://www.cafelillian.jp/map.html

中村区 アキタハム(月火休) 9:00~15:00
http://akitaham.com/hpgen/HPB/categories/1683.html
(珈琲屋さんではありませんが、ドイツのハムソーセージとパンのセット)

公共交通機関ならば

桜山駅 吉岡コーヒー(モーニングは平日のみ・木休) 7:00~11:00
http://coffeey.exblog.jp/15151338/
駐車場1台あり(周辺にコインパークあり)

国際センター駅 Cafe de Lyon(土日祝のみ) 9:00~10:45
http://www10.ocn.ne.jp/~cafelyon/
周辺にコインパークあり 名古屋駅新幹線から徒歩15分くらい


どちらでも

名東区本郷 いと卯(月休) 8:00~11:00
http://www.cafe-itou.com/?p=9

千種区池下北 ペギー珈琲店 9:00~11:00
http://peggy.co.jp/about-02.html

サロン・ド・テ アルエットゥさんのこと [愛しいお店]

美味しいお菓子とお茶
落ち着ける空間
気軽に訪れることのできる価格
それら全てを兼ね備えているお店。

仕事が早く片付いた平日の夕暮れ
賑わいから徐々に静けさを取り戻していく週末の午後遅く
そっと癒される時間を求めて、あのドアを開けると
様々な人たちの切り取られた日常を垣間見ることができるのです。

まだお付き合いを始めたばかりのような初々しいカップルは
会話が途切れてしまっても、なんだか和やかな雰囲気を保てる様子。
お気に入りの本を片手に、一人の時間を楽しむ人。
特に男性客が(お菓子屋さんにしては)多い気がするのは
落ち着ける空間であることと同時に、
この場所にそっと棲む可愛い乙女たちが目当てなのではないかなぁ、と勘ぐる。
いや、ワタシが男なら、そう思うに決まっているのだ。
決してイヤラシイ発想ではなく、そっと眺めているだけで癒されるというか。
ケーキを買い求めるお客さんが途切れたところで席を立ち
会計を済ませて、ほんの一言二言の会話と可憐な笑顔で見送られたら
池下駅までの足取りは軽くなっているような。

お菓子の味わいはもちろん、お水のグラスからパフェスプーンに至るまでの食器
テーブル、照明、装飾品、全てに溢れる美意識の高さ。
この空間を維持し続けていける人とは、どんな方なのだろう?
取っ付き難い方だろうか?
気軽に声を掛けるのが憚られる?
実は、
最初に彼女に会ったとき
世の中の男が密かに恋をするであろう(天空の城ラピュタの)シータだ!と。
↑あくまで、ワタシの勝手な妄想です。

お菓子と向き合いながら微笑み、感謝の気持ちを忘れず旺盛に食べ、時に落ち込みお茶に癒され、静かに眠る。
そんな丁寧な暮らしを大切にされているのだと思います。

もしもお友達とのお喋りを楽しみたいならば、他のお店に行かれる事をオススメします。
大切な誰かのことを考えたり、
ずっと読まないといけないと思っていた本のことが気になったままのお休みの日に、是非。

手作りのピタパンのサンドイッチとスープ
季節の野菜を焼きこんだキッシュ
タルトだって季節感がいっぱいです。
冬から春には飾っておきたいような繊細なイチゴのタルト
初夏からは爽やかなレモンやグレープフルーツ×ピスタチオ
夏にはルバーブ、秋には林檎や栗、冬には金柑。

お店のwebサイトで季節のお菓子やイベントが紹介されています。
http://salon-alouette.net/index.html

十代の頃に出逢っていたら、きっと憧れの場所になっていたはず。
今の私にとっては、ついフラリと立ち寄ってしまいたくなる場所です。

ビスキュイテリエグルマンディーズさんのこと [愛しいお店]

まるでお菓子の家のような扉を開けると、
正面に大きなガラスケースの中に所狭しと並ぶ焼き菓子がたくさん。
ビスキュイテリエ、と冠するだけあってビスケットやクッキーはもちろん、
マドレーヌやフィナンシェ、季節の果物を焼きこんだタルトまで。
脇の小さな冷蔵ケースの中には、溢れそうな果物を盛り込んだショートケーキやタルト。
まとめて何本も買って行かれる方も後を絶たないエクレア
長久手の美味しいお豆腐屋さん・豆粋さんの豆乳を使ったシフォンケーキ
気まぐれで並ぶレトロなバタークリームケーキ
・・・とにかく眺めているだけで元気になっちゃうお菓子が並びます。
そして一つ一つのお菓子に付けられた手書きのプライスカードの可愛さと言ったら!

お菓子だけじゃありません。
外から見えるショウウィンドーには可愛い帽子や布製のバッグや雑貨が並んでいて、
ホントにお菓子屋さん?と思ってしまうお客様もいらっしゃるかもしれません。
フランスを中心とした欧州デザインのポストカードや紙袋や食器、レトロなリボンやボタン・・・まるで小さな蚤の市のようです。
時々入れ替わる商品は少しずつしか入荷されないので、気になるものを見つけたら即決しないと二度と出会えないモノが殆ど。
お値段も含めて可愛い雑貨たちはお菓子のついで、とはとても言えない充実っぷり。
雑貨好きな方だったら間違いなく歓声を上げてしまうはず。

お菓子も、雑貨も、どうしてこんなに可愛く選べて並べられるのか不思議なくらい。
センスがないとゴチャゴチャになってしまいますが、どこを切り取っても可愛いになる。
奥のオーブンから漂う焼き菓子の香りに鼻をクンクンさせながら
店内の窓から厨房を覗き込むと、手際よく焼き菓子パフェを作ってくれるのが見えます。
小さなテーブルと椅子を並べていただける焼き菓子屋さんのパフェは、夏の間だけのお楽しみです。

そして、グルマンディーズさんの魅力を語る上で忘れてはならないことは
こちらのお菓子のファンでいらっしゃるお店が名古屋には沢山あること。
グルマンディーズさんにはサロンはありませんが、美味しい珈琲と一緒に頂ける場所があるのはとてもありがたいことです。
北区・藍風珈琲店さん
緑区・カフェリリアンさん
名東区・ジャズ喫茶青猫さん
瑞穂区・茶房伽藍さん

焼き菓子が購入可能なのは
北区・豆珈房さん(珈琲豆販売)
瑞穂区・Jean Jacques Cafe(ジャンジャック カフェ)さん
長久手市・豆粋さん(お豆腐屋さん)では豆乳のお菓子各種
* いずれもお店によりお菓子は異なります&毎日必ず有るとは限りません。

ケーキや焼き菓子を、特別な日のためのものではなく
日々のおやつとして沢山の人たちに楽しんで欲しい。
そんな心意気が伝わってくるお菓子がギュっ☆と詰った宝箱のようなお店です。
もちろん、お遣い物として贈っても「可愛くて美味しい!」と自慢できますよ。

焼き菓子ルルーさんのこと [愛しいお店]

地下鉄桜山駅から西に少し歩いたところにある、シンプルな佇まいの焼き菓子屋さん。
かつてケーキ屋さんの中でも脇役的存在だった小さな焼き菓子。
名古屋でそれを主役の座に押し上げたお店は、ルルーさんであることは間違いありません。
そして今では”並ばないと買えない”超人気のお店としてグルメサイトで取り上げられること早二年。
それでも開店時からのやり方を何ら変えることなく、日々上質なお菓子を作り続けておられます。
だからこそ今も、ルルーさんのお菓子を求めて桜山に多くの方が足を運ばれるのでしょう。

おそらく開店前から並んでおられるお客様の多くは、何度もお店のお菓子を頂いている方なのではないでしょうか?
口コミサイトを見て、そんなに人気なら一度は食べてみたいと思っていらっしゃる方も多いかとは思います。
でもそれ以上に、常に行列になる以前からのお客様で、時々だったら並んででも「やっぱりルルーさんのお菓子を食べたい!」と思い足を向けられる、そんなお客様が数多くおられるのでしょう。
おそらく、そのお客様たちはルルーさんで焼き菓子の美味しさを知り、他のお店でも焼き菓子たちに目が留まるようになり、色々な焼き菓子の魅力にはまっていったはず。

シンプルに、丁寧に。
ほっと和むお茶のひと時に、自然と笑顔になれるお菓子。

毎日沢山のお客様が待っていてくださることは、それはとても嬉しいことに決まっています。
が、それ故のお悩みも少なからず抱えておられることでしょう。
できるだけ多くのお客様に気持ち良く買い物をしていただけるように、いつも心を傾けて下さっていることに対して尊敬の念を感じざるを得ません。

お菓子の素晴らしさと同じように、ルルーさんのお人柄の素晴らしさに
やっぱりルルーさんのお菓子でなくっちゃ!と思い桜山に向かうのでしょう。

ここからは勝手な私の思い込みですが・・・

これからも開店前からの行列は続いていくことと思います。
「せっかく早くから並んだんだから、できるだけ沢山買いたい!」
「こんなに美味しいお菓子なんだから、友人知人にも食べてもらいたい!」
そう思うことは当然かとは思います。でも、
本当に必要な数だけ、美味しく頂けるうちに(いくら焼き菓子でも早い方が美味しいんですから)食べきれるだけ買うことを心がけたいです。
ルルーさんのお菓子の美味しさを、心から分かち合いたい人にこそ贈って欲しいのです。
だって、後ろに並んでいるのは
たとえ言葉は交わしたことは無くとも、ルルーさんのお菓子が好きでたまらない同志なんですから。
もしかしたら、迷って迷って選ばなかったそのお菓子は
数十分同じ思いで並んでいた次の誰かさんが、ルルーさんで一番好きなお菓子かもしれないのですから。

とりあえず予告

以下のような分類で随時更新していきたいと思っています。

種類別
・洋菓子
・和菓子
・パン
・珈琲紅茶他
・食材

目的別
・モーニング
・昼ごはん
・お店でおやつ
・夜ごはん
・夜お茶

地域別
・名古屋圏
・関東
・甲信越
・関西
・北陸
・中国四国
・九州沖縄

私にとっての美味しいもの [ひとりごと]

誰もが「美味しい!」なんて言うものなどありはしない。

ただ、私が食べたいのは
作り手自身、もしくは作り手と私を繋いでくれる人、のいずれかの方が
「愛しくてたまらない!」と私に訴えかけてくれるもの。
有名だとか、高級だとか、そんなことは関係ない。

食べ手だけが幸せを感じるのではなく、
作り手と食べ手は対等な関係でなければならない。
作ってくださる、届けてくださる方たちが幸せでなければいけないはずなのに。

様々な環境の下、悲しくなる出来事が多いけれど、
作り手の方の感じる切なさ、やるせなさは如何ばかりだろうと。
その方々に、ただ「ありがとう。」を伝えたいだけ。それだけなのに。

私にとって美味しいと思うものが、このサイトに目を留めてくださった方にも
愛しいと思っていただけることがあれば・・・と願っています。

これからのために [ひとりごと]

全ての命には限りがあるけれど、他の誰かの命に伝承されていくことはできる。
たとえ小さなお菓子であろうとも、立派な文化として受け継いでいくこと。
作り手だけでなく、食べ手にとっても同じことが言えるのではないかと。

私にとっては母や祖母が教えてくれた家庭の味と同じくらい大切に思うプロの味。
私がプロと思うのは素材とお客と自分自身に真正面から向き合っている方。
母が注いでくれた無償の愛と同じくらいに、プロに対する有償の敬愛を。

誰かの犠牲の上に成り立つ益を享受することはしたくない。
誰しも自分の仕事に誇りを持って生きたいと思うの自然なこと。
適切な対価を受け取り、生計を立て、社会貢献する。
適正な収益を得て(従業員を雇用しつつ)納税を継続すること。
その積み重ねが文化となり、社会を形成していくこと。
ここに私は無償の愛とは違う決定的価値を見出しているのです。

お店はお客無しには成り立たない。
お客の望むものを届けるのがお店の使命であるならば、
お店の運命の(少なくとも一部は)食べ手が握っているのではないだろうか?

私の感情、感覚、環境が変化していくように
今、ここに在る素晴らしいお店たちも変わっていく。ずっと同じでは居られない。
20年以上前に出逢った今はもう無きフランス菓子店の記憶が確実に私の中に在るように
今の記憶を誰かに伝え、更に次の世代へと受け継がれていくための栞になれますように。

日曜の夜明けに、ベッドの中で思うこと [ひとりごと]

2つのベッドがあります。
1つは所謂スタンダードなマットレスのもの。
1つは布団を使うタイプのもの。

どちらにも良い面とそうでない面があるし、
一般的に言われている”良い面”も、私にとって好都合とは思えなかったり
一般的に言われている”悪い面”が、私にとって不都合には感じない事柄だったり
だから選ぶベッドは人それぞれなのでしょう。

ただ、それが自分に一番快適なものなのか?
慣れもあるし、さまざまな理由から本来希望するものが選べない場合もあるから
全ての人が満足なベッドで眠っている訳ではないでしょう。

・・・何故そんなことを?
祖母の部屋の布団用のベッドを見たことを思い出したのです。
膝が悪くなってきて、寝起きするのに高さのある方が都合が良い。
今まで使っていた布団がそのまま使えた方が寝心地が変わらなくて良い。
恐らくそのような理由で布団用のベッドにしているのだろうと。

見た目はベッドでも違うんです。
どっちが良いとか悪いとかじゃないんです。
使う人にとってどっちが、どれが都合が良いかは人それぞれ違う。
同じ人でもどれが良いのかは、その年代にもよって変わってくるでしょう。

何が言いたいのかというと、
違いを認識しないといけない、という至極当たり前のこと。
「ベッドで寝ています。」と言っても、私と誰かとは違うのです。
見た目が似ていても、違うのです。

ずっと布団で暮らしてきた日本人から生まれた布団用ベッドは
便利で快適な面も沢山あると思います。
選択肢がたくさんあるのは良いことではあるけれど、迷ってしまうこともある。
違いを認識した上で、
私にとっての、あなたにとっての一番快適な眠りが得られることが大切なこと。

どっちが良いとか悪いとかじゃなくて
違いを認識した上で選ぶことが大事でしょう、と。
日本の素晴らしいところは、他国の良い面を取り入れて
より快適で便利なものを作り出す力に長けていること。
その反面、自国文化を守ろうとする努力というか
便利なものが出来れば、今あるものも簡単に捨ててしまうとか。

昨年フランスに行って感じたことで
「たとえ不便でも、変えてはいけないこと守り続ける。」ことの素晴らしさ。
便利に慣れきった、便利であることが一番、と思っていた私に
「本当に大切なことは、自分で守ろうという意思が無ければ守れない。」
いまさらの歳になってでも、それに気づかせてもらえたことはありがたいことでした。

違いを認識することは難しいこともあるけれど、
意識しなければわからないこと、気づかないこともあるけれど、
直感だけで選ぶこともあるけれど、
作り手の気持ちを、たとえ少しでも感じて選べる出逢いを大事にしたいと思います。

音楽のようなもの [ひとりごと]

お菓子を楽しみ方は音楽に似ているんだ、と気付いた。
音楽と一言で言ってもジャンルは様々、お菓子も同じ。
多くの場合は録音された媒体だけれど生の演奏はまた格別なのは、アシェットデセールと一緒。

お気に入りの音楽を選ぶ場合、やっぱり好きなアーティストで選ぶことが多いよね。
新曲は毎回気になるけど、ファンになるきっかけの曲など思い入れのある曲は何度でも何度でも聞くでしょ。

ギター1本、ピアノだけ、アカペラ、フルオーケストラも音楽は音楽。
シンプルな構成ほど、そのアーティストのカラーが出るし
規模が大きくなることで、より大きな幅のある活動も可能になる。

クラッシック、流行りもの、
オリジナル、カヴァーという区分けも。

聴く側もさまざま。
どんなジャンルでもOKの人も居るし、このアーティストだけの人も。
テーマを決めて聴くも、気になるものを自由に選ぶも。

だから、「音楽」の一言で括るのは無理なんです。
知らない人にコンサートのチケットやCDを贈るのは無理なんです。

挙げれば挙げるほどお菓子やパンに置き換えても同じでしょ。
だから食べてるだけ~なんて言わないで下さい、ね。

お菓子屋さんに恋をする [お菓子暦]

2006年夏の東京で出逢ったシンプルな焼き菓子との出逢いが大きな扉を開けてくれました。
同時期に発売された”料理通信”が確かな作り手に出逢うための手助けとなりました。

それまで沢山のお店を廻り、生ケーキを中心に食べていたのですが、シェフを特定して焼き菓子も含めて食べるようになりました。
焼きっぱなしのお菓子の美味しさに目覚めてからは、持ち帰りが容易なのをイイことに1軒で支出する金額がどんどん増えます(爆)

お店では生ガトーをいただき、自宅で焼き菓子を食べて、ますますそのお店が好きになる!

この頃になるとblogが活発になってきて、お菓子好きな方たちからリアルタイムな情報が得られるようになりました。
自分と趣向の似ている方がオススメされるお店を辿れば、確実に”美味しい感動”に出逢えるのは有り難い限り。

流行のお菓子に並ぶ、新たなお店にいち早く訪問する、食べ歩いた軒数を増やしたい、という気持ちは無くなって
シェフの経歴や、作るお菓子の表情がいかに魅力的か、が新しいお店に行く原動力に変わりました。

どんどんとお菓子熱は上がっていき、お店ごと買い占めたい!と思える数人のシェフに出逢えました。
そんな方のお店に入ると、お菓子が素敵なので値段なんて目に入らない、けど気にしない!

買っておけば良かったなぁ、と後悔するよりも、どれもこれも美味しくてシアワセ!を実践しています。
(もちろん一定のルールは自分の中に設けているので、それはまた別の機会に)

そしてこの夏、新たな展開があるのか・・・ドキドキしています。


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